旧暦の1日と15日はお墓参りデー

奄美大島は今でも旧暦行事が多く残っている地域。毎月、旧暦の1日と15日にはお墓参りをする風習がある。
この日に欠かさずお墓参りしていた両親も高齢となり、だんだん負担になってきているのは感じていた。そこで、今日は18才になったばかりの息子を誘って、ふたりでお墓参りすることにした。

水と酒、花を供え、先祖のお墓に線香を立てた。手を合わせて頭を垂れる息子をみて、先祖から脈々とつながる命の最先端がここでこうしてると思うと、なんともいえない不思議な気持ちになった。

ひとりの人間は、ふたりの人間がいて生まれることができる。それが、両親。両親にもそれぞれ両親がいる。そのそれぞれの両親にもまた両親が…と考えると、この息子が生まれるためにはどれだけの人数が必要なんだろうと思い巡らせた。

ひとりの人間が生まれるのに必要なn世代前の親の人数は、2のn乗で計算できる。
1世代前は2人、2世代前は4人、3世代前は8人…。

仮に、1世代を25年(25才で出産)とした場合、江戸時代が始まった1,608年は417年前だから、約16世代前ということになる(はず…)。16世代前は65,536人。なので、江戸時代が始まる頃にいた65,536人の命のつながりが、今こうしてここにいる。あくまで計算上の話なので、その途中にいろいろあってその通りではないと思うが、だいたいそれくらいの膨大な人数になる。
長い歳月、飢饉や戦争と過酷な時代もあっただろうに、ご先祖さまが命をつないできてくれたおかげで、ぼくも息子もここでこうやって生きている。

帰りにふたりでラーメンを食べに行った。とっくにぼくの身長を追い越してる息子、食べるスピードもぼくより早くなっていた。

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